神とは、多義的な語です。

全ての神に普遍的な要素は、人間より上位の、超常の存在であることくらいでしょう。

 

雑に言えば神は、人格神と、ペルソナ(自我)を持たない霊的上位存在の2種に大別できます。

 

 

唯一神、よく聞く語ですが、真の意味での唯一神は寡聞にして存じません。

神は霊的に優位な人間(預言者・霊能者)や聖霊(天使)などを使役していることが多いからです。

悪魔や邪神も超常の力を持つ霊的存在ですから、公正な立場から見ると、神と言えます。

これら唯一神・聖霊・悪魔はペルソナを持つ人格神です。

 

ちなみに、キリスト教も一枚岩ではなく、イエスを神でなく霊的に優位な人間と捉えている一派もあるそうです。この場合、イエスを預言者とするイスラム教に近付きます。

 

 

多神教においては、ペルソナを持つ人格神が多数存在します。

そのため人間ドラマが神話で繰り広げられるわけです。

唯一神信仰も元を辿れば多神教から出発していますし、多神教であっても立派な宗教です。

ところが、娯楽の多い現代では、泥臭い神話よりもシステマチックで清廉な教典の方が、宗教らしいと思われがちなようです。

 

 

集合無意識は全人類の無意識が集まったモノです。

ペルソナの無い、キャラクターの集合体と考えてよいかと思われます。

自我は他者ありき。キャラクター(人物)がパーソナリティ(人格)になるには、他者との境界や摩擦の存在する、現実世界での意識的行動が必要です。

 

アカシックレコードは古今東西森羅万象、全ての記録です。

ラジエルの書や閻魔帳をパワーアップさせたような物と思っていい気がします。Fateをご存知の方は、英霊の座をイメージしても良いでしょう。

ただの記録にすぎませんから、当然ペルソナはありません。

 

根源(ルーツ)はアカシックレコードの類義語と考えられます。

ただし語感がかなり違います。アカシックレコードは上位存在と受け入れやすいですが、根っこは下にありそうな気がします。とはいえ、ミナモトは水の元、水源で上流にあります。ここは素直に「はじまり」くらいの意味で捉えるべきかと思います。

全人類はアフリカのお母さんから派生した、という説に則れば、ファミリーヒストリーを完全に紐解くことが可能なら、全人類は祖を同じくする親戚です。

双子のシンクロニシティのような現象が世界規模であってもおかしくありません。

それは全人類共通の集合無意識クラウドストレージ、アカシックレコード・リーディングと言えます。